再生可能エネルギー事業:地熱発電
地熱発電とは
日本は、アメリカ、インドネシアに次ぐ世界第3位の地熱資源量を誇る世界有数の地熱資源国です。
しかし、この資源の活用はまだ進んでおらず、地熱発電能力では同じ資源を有する他国に大きく遅れをとっています。
この豊富な資源を活用することができる方法に、地熱発電が挙げられます。
地熱発電では、地下に浸透した雨水などが高温の熱水として蓄えられているところや温泉の源泉から、熱水や蒸気を取り出し、タービンを回して電気を起こします。
地熱発電では、地中深くの蒸気や源泉の熱を使用するため、原則昼夜問わず安定した発電が可能です。季節の変化による影響も受けづらく、ベース電源として有益な電力源となり、高い収益率を実現することができます。
また、二酸化炭素の排出量が少なく公害を発生させない点や、純国産の再生可能なエネルギーであると共に、化石燃料のように枯渇の心配が少ない点等、環境面でのメリットも多々あります。
蒸気でタービンを回転させ発電する仕組みは火力発電と同じですが、地熱発電は、他の発電方法に比べ圧倒的に環境にも優しく、コストも低い発電方法です。